子ども撮影時のレンズについて、前回「単焦点レンズ運用を大口径ズームに集約し、画質と焦点距離が問題なければ、さらに標準ズームとして運用が可能では?」という仮説を記事にしました。
さらに比較検討をする上で、現在の標準ズームSIGMA18-50mmF2.8で本当に不十分なのか?確認をするべく、購入から1年以上使い込んでの再レビューをしてみました。今回は仮説に対する再評価編です。
CHU撮影歴1年半。子ども撮影で失敗しながら学んでいる40代会社員です。
noteで雑記もやってます。
18-50mmF2.8を再度見直した


18-50mmF2.8を使って1年以上ですが、これと言って不満はありませんでした。しかし単焦点レンズ(30mmF1.4)のボケを体験すると、何か物足りなさを感じてしまったのが正直なところです。しかしすぐに17-40mmF1.8に買替となると、コスパが悪すぎます。ですので設定を弄って子ども撮影時のシャープネスを引き出すことが出来るか?検証してみました。
シャッタースピードを変えたらシャープになった


不満点だった「F値を解放F2.8で撮影すると、モヤっとする現象」に対してはシャッタースピードを上げることでだいぶ緩和されました。室内撮りでは光量が少ないため、1/125、ISO感度が大体1000位で撮っていたのですが、これを1/250まで上げることによってだいぶシャープな画で撮影が出来ます。
ただしISO感度が場所によっては6400付近まで上がるので、シビアになってきますが、個人的な最低ラインは1/160~200位、ISOは6400未満かなと感じました。日中の外だったらF値3.2あたりからかなりシャープになります。
ボケの質感が眠たさを出していた


標準から広角よりの画は、場面を残す能力がかなり高いと感じた反面、ポートレートのような空気感を残すボケについてはやや浅い気がしました。「眠たさ」は、解像不足ではなく、自分が求めていた背景整理や被写体の浮き上がり方との違いだったのかもしれません。
これは30mmで体感した「背景も適度に残しつつのボケ感」と若干異なります。自分が求めていたのは背景を完全に消すことではなく、場面の空気感を残しながら、主役だけを少し前に出してくれるような描写だったのだと思います。
30mmF1.4については下記記事で詳しく評価しています。
結論:室内でも対応が出来る。欲を言えばF値が欲しい


ボケ感を強くだして、単焦点のようなポートレートを撮影したいと考えると、このレンズだと自分のイメージとは異なると思います。一方で背景含めた全体の場面を残すのには十分なシャープさを持ち、綺麗に残すことができます。ただ子どもの記録用としては柔らかい自然なボケみなので、これはこれでありと言えばありなのかもしれません。
しかしながら1/250のシャッタースピードを担保するためにも、欲を言えばF値がもう少し低いレンズが欲しいと思ったのが自分の今の結論です。言い換えると現状でも対応が出来るし、トレードオフとしては欲求を抑えればよいという考えです。



30mmF1.4でボケを体感してしまったのが良くも悪くも影響しております。
場面を求めるのか?空気感を求めるのか?


改めて18-50mmの完成度を実感しながらも17-40mmの完成度に魅力を感じているのも事実です。子ども用のレンズとしてさらに精度と利便性を向上させたいと感じながらも踏み込めない理由は18-50mmの完成度と利用目的に差があるのかもしれません。
機動性とコスパはやはり18-50mmが優秀
自分が感じる不満点はF値とボケ感。それ以外はかなり優秀なレンズだと言えます。即決できない理由はおおむね以下の点が挙げられます。なんだかんだ言っても愛着もあるし…手放すのが惜しいレンズなのです。
- 290gの軽量コンパクト設計
- 18-50mmの焦点距離の優位性
- 乗り換え時の費用発生
現状の構成を変更する場合は、18-50mmと30mmを下取りして17-40mmを購入するようになります。差額が2026年6月現在、マップカメラさんだと5万円かかります。このコストを振り切ってまで欲しいか?と言われると躊躇してしまうわけです。なぜなら現在のレンズ資産でも運用次第では十分対応できるからです。
改めて再評価をしても、現在の自分にとってSIGMA18-50mmF2.8は非常に完成度の高いレンズだと感じました。気になる方は以下より確認できます。
趣味でどこまでクオリティを追求すべきか
仮に撮影頻度や要求品質が上がれば、17-40はより有力になると思います。しかし現在自分の利用用途はあくまで「自分の子どもの成長ログ」として使っているわけです。趣味に費やせる費用としては決して安くない金額であり、現状致命的に困っていることでないとすると、ここは現状維持が正解なのかもしれません。
結論:機材更新より運用改善を優先か?
カメラを初めて約1年半。現状超広角から望遠域までのレンズはそろっている状態。であればまだまだ今の装備で撮影技術を向上させたほうが良いのでは?という結論に至りました。とはいえ、17-40mmF1.8は驚異的なレンズで今でも魅力を感じています。自分が今後撮影し続けて、室内での撮影が多くなった場合は再度検討したいと思います。
参考:17-40mmの魅力を伝えているおすすめ動画
自分がかなり迷ったときにYoutubeを参考にさせていただきました。その中でも実例を出して比較をされている海外のYoutuberの方のこの動画がかなり参考になると思います。ArthurR氏の動画になります。
やはり魅力があるSIGMA17-40mmF1.8は以下のレンズになります。
まとめ


今回、仮説立てから再評価をして改めて18-50mmの魅力に気が付いたのは、個人的には価値がある気づきだと思います。現在のレンズ資産を活かしながら、場面を残すのか、空気感を残すのか。そのバランスを考えながら撮影を楽しんでいきたいです。その延長線上に17-40mmがあると想定すると、逆にモチベーションがあがると考えたのです。
今回は現状維持という結論になりました。ただ、17-40mmF1.8への興味が消えたわけではありません。撮影経験を積みながら、本当に必要だと感じたタイミングで再び検討したいと思います。
※追記
このあと改めて検討を重ね、最終的には17-40mmF1.8を購入しました。購入に至った経緯や実際に使って感じたことは、次回の記事で詳しくまとめています。






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