子ども撮影をしていると、一度は単焦点レンズに惹かれる時期があると思います。自分も以前その理由でSIGMAの30mmF1.4の単焦点レンズを購入しました。実際、画質にはかなり満足しています。
ただ、使い続ける中で、画質だけでは解決しない悩みも見えてきました。今回は、単焦点レンズを使って感じた価値と、その先に見えてきた「大口径ズーム」という選択肢について仮説立てして整理してみます。
CHU撮影歴1年半。子ども撮影で失敗しながら学んでいる40代会社員です。
noteで雑記もやってます。
30mmF1.4の画質には今でも満足している


まず前提として、単焦点レンズの画質に不満はありません。室内でもシャッタースピードを確保しやすく、背景整理もしやすい。子どもの表情や空気感を切り取った時の描写には、今でも魅力を感じています。撮れた写真を見ると、「やっぱり単焦点って良いな」と思う場面は多いです。
しかし、子ども撮影に特化して考えると単焦点レンズは非常に難しいレンズだと言えます。
単焦点の「画角固定」は、学びにも制約にもなる
単焦点レンズを使っていて、一番特徴的だと感じたのは画角固定です。その分レンズ構成がシンプルになり、光学性能が高いレンズになります。一般的には、同じ焦点距離・条件で比較すると、単焦点はレンズ設計上の自由度が高く、描写面で有利になることがあります。
画角固定の良い点は
- 迷いがなくなる
- 画角を含め構図を考えるようになる
- 撮影技術向上につながる
一方子ども撮影での悩ましい点は
- 動き回る子どもが収まらない
- 場所によって画角固定がネックになる
- レンズ交換機会が増える
画質とのトレードオフでズームによる画角変更が出来ないのは子ども撮影にとっては結構致命的な欠点にもなりがちです。固定画角に慣れている人ならクリアできる問題ではありますが、まだまだ自分にとっては難しい点だなと思いました。
理想は標準ズームで単焦点クオリティがあればいいが…
理想を言えば簡単です。こんなレンズがあったらいいなと考えました。
- 単焦点並みの描写。
- 標準ズーム並みの使いやすさ。
- レンズ交換不要。
- 動画にも強い。
全部を満たせれば一番良い。であれば、現在利用している標準ズームレンズをアップデートすればよいのでは?と考えるようになったわけです。
標準ズームをアップデートする方向は少し違う気がした
アップデートを考慮するとSONYの16-55mmF2.8Gなどが候補に出ます。確かに純正レンズでα6700との相性が良く、画角も多少範囲が広がり、領域内での描写も多少向上します。しかし、18-50mm自体の完成度が高いため、このレンズと比較すると自分の撮影スタイルでは買い替えによる変化を大きく感じにくいと考えました。
18-50mmのアドバンテージは
- 軽量コンパクト(290g)
- 全体的にシャープな描写
- 両レンズともF2.8通しレンズ
- コスパが良い
買替をして、この利点を捨てるのは勿体ないなと思い、現状維持が正解だと判断しました。
単焦点に近い大口径ズームという選択肢


次に標準ズーム代替えではなく、「単焦点レンズに近い画質のズームレンズ」を検討しました。所有している30mmF1.4の焦点距離をカバーしつつ、広角寄りにズームが出来るレンズが理想です。調べてみると一つ理想に近いレンズがありました。それが「SIGMA17-40mmF1.8」という大口径のズームレンズでした。
あくまで単焦点に近い画質
このレンズ自体は18-35mmF1.8の後継レンズで、以前よりも焦点距離も広がり、軽量化に成功した優秀なレンズです。レビューや作例を見る限りでは描写面への評価も高く、単焦点に近い方向性を目指した大口径ズームとして語られることが多い印象です。
仮説ですが、このレンズならば現在の単焦点で感じた「画角変更の制約」と、標準ズームで感じた「描写への物足りなさ」、この間を埋める存在になるのでは?と考えたのです。
自分の利用用途には合致する
焦点距離の望遠端がやや狭いことがネックではあれ、かなり有用な使い方が出来ると思われます。ただし、画質は非常に優秀という評判はあれ、実物で検証しないと何とも言えません。スペック的な差で言うとネックとして挙げられるのが以下の点になります。
- 約530gとやや大きく重い
- 価格が高め
- 焦点感距離の範囲がやや狭め(約2.35倍)
- 完全に単焦点の代替えにはならない
実物での写りと、焦点距離さえ運用上クリアできれば、正直重さとサイズ感は個人的には気にならないです(SIGMA16-300mmとほぼ同じサイズのため)一度試しにレンタルか、店舗で試してみたいレンズではあります。
あくまで解像度への期待は
30mmF1.4未満、18-50mm以上であればかなり良い運用が出来るのではないかと思います。
実際の描写と利用頻度によっては標準ズームとして使えるかも?
望遠端の物足りなさがなければ、標準ズームとして稼働しそうなポテンシャルがあります。こればかりは実際に購入して使い倒さないと判断が出来ないのが歯がゆいですが、可能性としては、30mmF1.4と18-50mmF2.8の代替えとしてまさに軸レンズとして稼働が可能なのかもしれません。
まとめ


単焦点レンズの画質には今でも満足しています。ただ、子ども撮影では画質だけではなく、瞬間への対応力や撮影の流れを止めないことも重要でした。単焦点で学んだ構図感覚は残しつつ、少しだけ自由度を増やす。最近はそんな方向性にも興味が出てきました。
今回の記事はあくまで単焦点レンズの代替え案としての仮説ではありましたが、仮に導入して稼働率が高ければ、標準ズームに変わる可能性まで見えてきました。現在検討していますが、購入した場合はまた情報を共有したいと思います。
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