18-50mmは今でも完成度の高い標準ズームです。それでもSIGMA17-40mmF1.8の購入を決めた理由は、画質だけではありませんでした。写真と動画を行き来する中で、「今日はどのレンズを持っていくか」「18-50mmにするか30mmにするか」と迷う時間が少しずつ増えていったからです。詳しい経緯は前回の記事をご覧ください。
17-40mm F1.8に期待したのは、画質の向上だけではなく、その迷いを1本で解決できる可能性でした。今回は導入に至った経緯とファーストインプレッション、そして使い始めて最も大きく変わった「レンズ選び」の変化についてまとめます。
17-40mmを購入した理由

子ども撮影では咄嗟に画角変更が必要な場面が多く、かつ、自分の場合は室内での撮影が多いです。ボケ感もそうですが、室内でも安心してSS(シャッタスピード)を上げることが出来るという点において、やはり大口径ズームがベストなのでは?という結論に至りました。大まかな思考経緯は以下になります。
- 18-50mmに決定的な不満はない
- 室内などで、SSを1/250以上担保したい場合F2.8だと心細い
- 30mmとの併用がありレンズ選びに迷うことが多くなった
- 「標準ズームと単焦点を1本でまとめられないか?」と考えるようになった
レンズ交換が多くなると「センサーに埃が入りやすくなる」「シャッターチャンスを逃す」と言ったAPS-C機での子ども撮影特有の悩みが増えてしまいます。これらを解決するため自分はSIGMA17-40mmを選択しました。
ファーストインプレッション

購入して間もないですが、決定的に変わったのはやはり「レンズ選びがシンプルになり、迷いがなくなった」ことです。今までは軸の18-50mm+暗所の30mm、またはどちらか?と悩んでいましたが、それがなくなったのは大きな変化と言えます。
レンズでの迷いがなくなった
これが最大の変化です。外出先よりも室内で迷いが生じたレンズ選びがなくなり運用がスムーズになりました。とりあえず17-40mmを差して出かけようという前向きな割り切りが出来るのは、個人的には大きな価値になります。
- レンズ選びが不要
- 記録と作品作りの両立が可能
- レンズ交換が一気に減る
- 写真も動画も1本で対応できる幅が広がった
あくまで標準域の話になりますが、望遠が必要な場合はSIGMA16-300mmを使い、歩き撮影時は10-20mmF4Gを使うと言った明確な役割分担がより確実になったわけです。
F1.8通しのボケや画質描写が良い

SSを担保するための明るさがF2.8からF1.8通しになったことにより余裕が生まれました。30mmF1.4を使った時に感じていた「背景整理のしやすさ」や「立体感」が、ズームレンズでも得られるようになった感覚があります。なので現状は、「標準域はこれ1本で完結できるのでは?」と感じています。
重さを個人的には問題なし

18-50mmのコンパクトさはなく、APS-C機のレンズの中ではやや重めの550gではありますが、自分の場合はあまり抵抗がまだありません。16-300mmで慣れたこともありますが、ここはトレードオフだと割り切っていますし、それ以上の恩恵を感じています。
今後の課題

18-50mmと30mmの統合という意味では現状満足していますが、まだ購入して日が浅いのもあります。今後のレビュー目線での課題は以下のように感じています。
- 重さは本当にネックではないのか?
- テレ端が40mmで利便性が低下しないか?
- 標準ズームと単焦点を本当に1本に集約できるのか?
室内ではおおむね満足していますが、外出先やイベントでは40mmという焦点距離が本当に十分なのか、重さが長時間の撮影で負担にならないのかなど、使い込んで初めて見えてくることもあると思います。
今後は実際の作例やレビューを通して、「標準ズームと単焦点を本当に1本に集約できるのか」という視点で検証していきたいと思います。



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