SIGMA16-300mmF3.5-6.7を購入して約1年経過しました。カメラを始めたての頃は「便利ズームは画質が悪い」「F値が暗いからボケない」と思い込んでいました。しかし1年間使い続けた結果、自分の考えは大きく変わりました。今回は使ってみて感じたことや、使い分けの変化について解説します。
CHU撮影歴1年半。子ども撮影で失敗しながら学んでいる40代会社員です。
noteで雑記もやってます。
購入して間もない時のレビュー記事はこちらになります
購入当初の目的


冒頭にもあるように、運動会などのイベントの望遠レンズとして購入しました。決め手になったのは「どうせ買うなら16-300mmまで1本で撮れるほうがいい」と、わりとシンプルに決断したわけです。画質重視よりもむしろ「汎用性、便利さ」に振り切った決断でした。
TAMRONを選ばなかった理由
比較対象はやはりTAMRONの「18-300mmF3.5-6.3」でした。同等の画角で価格も2~3万円くらいTAMRONのほうが安かったのもありますが、こちらも非常にシンプルに「SIGMAの写りが好き」なのが一番の理由になりました。他の理由としては
- 16mmスタートの広角側
- AF性能への期待
- ズームリングの操作感
- 新しい設計の安心感
すでにSIGMAのレンズを所有していたのでどうせなら同じメーカーにしようという点もありました。あと、単純に見た目がいいんですよね。買って後悔なしでした。
1年使って感じたレンズ評価の変化
カメラを始めたての頃は「F値が低いからボケれない」「高倍率ズームに画質は求められない」と思い込んでいましたが、いざカメラを使いながらいろいろと学ぶうちにこれらが間違っていたことに気が付きます。
ちゃんとボケるし、画質はかなり良い


自分は基本的に日中、運動会以外ではお外遊びで使い始めたんですが、全画角で画質が良いです。特に望遠域で圧縮効果を狙って写真を撮るとポートレートみたいに撮影もできるし、ボケが非常に自然で、背景を溶かし過ぎずにストーリー性がある写真に仕上がりました。印象は下記のように変わりました。
- 想像以上に画質不満が少ない
- 日中はかなり満足
- 標準域〜望遠域まで安定感ある
- 便利ズーム特有の妥協感が少ない
単焦点やF2.8ズームのキレ感とは違う良さ


自分はSIGMA30mmF1.4と18-50mmF2.8をメインで使っているんですが、こちらは背景がドロっと溶けて子どもがカリっとしたインパクトがある写真が撮れます。ここらへんは、特に単焦点の30mmに軍配があがるのですが、16-300mmの描写はどちらかとういと記録として、背景を残しながらやさしくボケる印象です。これはこれで良さがあるんだなと改めて感じました。
広角側の解像度が高い


16mmから35mmまでの解像度が非常に良いです。歪みもなく、風景スナップとしては文句がない解像度だと思います。ただし、100mmを超えるあたりから徐々に四隅が怪しくなる点は否めないとはいえ、それでも便利ズームとしては本当に良く撮れるレンズだなと再認識しました。素晴らしい。
子どもとの距離感で使い分けるようになった


基本的な軸は18-50mmを愛用していますが、明確に変わった点は「子どもとの距離」が近いか遠いかで使い分けを考えるようになった点です。つまりは行く場所によって持ち出す軸のレンズとして16-300mmを選択するようになったのです。
18-50mmを使う場面
子どもとの距離が「近い」場面が主流になりました。ある程度撮影場所も限定されずに、一緒に遊びながら撮影する場合はこちらを選択します。やはりF2.8通しレンズなので室内や暗所ではこちらがメインになることは変わらないですね。
16-300mmを使う場面
これは逆に子どもとの距離が「遠い」場面が主流になります。撮影場所が限られるイベントや、広い公園など、子どもが自由に動き回る際には非常に便利なレンズです。日中のお外遊びはほぼこちらで撮影する機会のほうが多くなってきた気がします。


遊園地では子どもが先に走っていってしまうことも多く、18-50mmでは届かない場面があります。一方で16-300mmなら、そのまま追いかけながら撮影できるため撮り逃しが大幅に減りました。
結論:便利ズームとしては出来すぎたレンズ
購入当初は運動会用の便利ズームとして選びました。しかし1年使った今では、単なるイベント用レンズではなく、子どもとの距離がある日に持ち出す主力レンズになっています。便利ズームだから妥協するのではなく、「便利なのにここまで写る」というのがSIGMA 16-300mm最大の魅力だと感じています。
もし今、18-50mmクラスの標準ズームを持っていて、「もう少し遠くまで撮りたい」「レンズ交換を減らしたい」と考えているなら、一度検討してみる価値は十分にあるレンズです。




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