SONYのミラーレス機「ZV-E10 II」と「α6700」。どちらも人気の高いカメラで、どちらを買うべきか迷う人は多いはずです。自分は実際に「ZV-E10 II」を動画目的で1年以上使ったあと、α6700に買い替えました。今回は実体験をもとに両機の違いと選び方を整理し、用途に応じた判断材料をまとめました。
CHU撮影歴1年半。子ども撮影で失敗しながら学んでいる40代会社員です。
noteで雑記もやってます。
結論|迷ったらこう選べばOK


- クオリティ重視・撮影の成功率を上げたい :α6700
- スマホに近い操作性と価格で気軽に使いたい:ZV-E10 II
ポイントは、「どちらが性能的に優れているか」ではなく、「どんな体験をしたいか」が最も重要だと自分は考えます。自分のように写真に興味が出てきてあれこれしたいと思わなければ、正直ZV-E10Ⅱのままでも十分な性能があると今でも思っています。



α6700はハイスぺ機、ZV-E10ⅡはVlog特化機のようなイメージです
なぜZV-E10 IIからα6700に買い替えたのか?
ZV-E10 IIは「スマホからのステップアップ用」として非常に優秀なカメラでした。
- 軽くて気軽に使える
- 動画もそこそこキレイに撮れる
- 操作もシンプルで迷わない
- 価格が安い
ただ、使ううちに以下の要望が出てきたわけです。
- 動画の画質を少しでも上げたい
- 子どもの動きをしっかり捉えたい
- 動画より写真ファーストになった
そう思ったときに選んだのが、α6700です。「ZV-E10 IIで始めて、α6700で満足度を上げる」この流れは、とても自然なステップでした。本体下取りをしてトータルコストの差がない状態でアップグレードもできましたので、満足度が高い流れだと自分では思いました。
α6700とZV-E10 IIの性能比較


具体的に何が違うのかを比較してみました。特に個人的に気になっていた「手ブレ補正」を中心に、公式情報と実際の使用感をもとに整理しています。画質はほぼ同等ですが、手ブレ補正・読み出し性能・クロップといった要素に違いがあり、用途や撮影条件によって適したカメラが変わります。
以下で、その差を具体的に見ていきます。
手ブレ性能(動画)の比較まとめ
| 機能 | α6700 | ZV-E10Ⅱ |
|---|---|---|
| 補正方式 | IBIS+電子補正 | 電子手ブレ補正 |
| クロップ率 | 約1.1倍 | 約1.4倍 |
| 純正レンズ | 滑らかで強力 | 安定するが画角損失 |
| サードパーティレンズ | 歩き撮影は難あり | 安定するが画角損失 |
※ZV‑E10Ⅱの補正は電子式(内部クロップ)で、α6700はIBIS主体という方式の違いがあり、同じ「アクティブ補正」でも挙動が異なります。
動画の手ブレ補正は、歩き撮影で差が出ます。α6700は純正レンズでは抜群の安定性を誇りますが、サードパーティレンズでは歩き撮影には向いていません。レンズを選ばない点ではZV-E10Ⅱがかなり利便性が高く感じますが、「画角」「画質」「歪み」がトレードオフになります。
- レンズを問わず手ブレが効く(クロップ大) :ZV-E10 II
- 純正レンズで手ブレがかなり効く(クロップ小):α6700
α6700の動画機能が優れている点
α6700サードパーティレンズでの歩き撮影は不向きとはいえ、「画角」「画質」「歪み」が非常に少なくきれいな動画を撮影できるのが利点です。またその歩き撮影をせずに子どもの歩いている姿を撮影する方法もあります。
- 被写体の斜め前から定点撮影
- 横切るときにパンをして後ろ姿をそのまま撮影
これだけで臨場感があるコマが撮影できます。もし歩き撮影をどうしてもしたい場合はカメラをしっかり固定して膝を曲げてゆっくり歩く、通称「忍者歩き」をして、撮影後ソフト(CatalystBrowse)で軽く編集をします。
捕捉:歩き撮影には広角の純正レンズがマスト
とはいえ、最近子どもが大きくなってきて歩き撮影の機会が増えてきたので、現在購入を検討しています。α6700のIBISの適正が最も高いのがSONYの純正レンズです。歩き撮影は広角10~16mmでブレが目立たずに撮って出しできるレベルはやはり魅力があります。今は利便性を考慮して10-20mmF4Gを検討しています。
検討した結果、10-20mmF4Gを購入しました。レビュー記事はこちらになります
α6700のAF性能が優れいてる点
- α6700:AI搭載で被写体認識と追従が協力
- ZV-E10Ⅱ:AI非搭載だが優秀、動きが激しいとα6700のほうが優秀
この点についてはα6700のほうが非常に優秀です。AF対象も増え、AI補正が付くため、後ろ向きの子どもも認識できます。群衆の中でも、子どもの動きや速い被写体の追従が可能です。ZV-E10Ⅱもそこそこ優秀ではありますが、人が多い場所などではたまに迷子になったりしました。動画性能で言うとこの点が最も満足度が高い点でもあります。
α6700の写真性能が優れいてる点
- ファインダー
- IBISとメカシャッター
- 充実したダイヤル設定
α6700は、ファインダー・IBIS・メカシャッター・豊富なダイヤル設定が魅力。晴天下でも見やすく、ブレに強く、瞬間を逃さない撮影が可能です。設定もダイヤルで瞬時に切り替えられます。特にIBISは静止画でも効果が大きく、手持ちでも安定した撮影ができます。
一方ZV-E10Ⅱは静止画の手ぶれ補正がレンズ依存のみで、レンズやシャッタースピードでの工夫が必要です。カスタムボタンなどがないので初心者にとっては迷いがないですが、シーン別に細かに設定する方には物足りない印象です。



α6700は電子シャッターに切り替えもできます
カメラの特性によって正しい選択を
一番不明瞭だった動画撮影時の手ブレを中心に自分なりにα6700の利点をまとめてきましたが、冒頭でも言った通り、スペックではなく「どのような体験、用途で使いたいか」で選択することをおすすめします。自分なりに人に勧めるならどのような人向けかを下記にまとめました。
α6700がおすすめな人
- 写真ファースト
- 動画の画質を良くしたい
- 子どもや動きのある被写体を撮る
- 撮影の成功率や安定感を重視したい
より確実にクオリティを出したい人向け
子ども撮影に最適なレンズについては下記別記事でまとめています。
ZV-E10 IIがおすすめな人
- スマホからステップアップしたい
- Vlog・日常の歩き動画が多い人
- 軽さ・価格・気軽さを重視したい
まずは楽しく撮り始めたい人向け
ZV-E10Ⅱを1年使ってのレビューは下記記事にまとめてあります。
まとめ


性能で選ぶならα6700、使いやすさで選ぶなら ZV-E10 IIかと思いました。そして一番伝えたいのはこれです。ZV-E10 IIは「始めるカメラ」α6700は「続けるカメラ」どちらを選んでも間違いではありません。大切なのは、自分のスタイルに合った1台を選ぶことだと思いました。ある程度使ってみて改めてレビューをかければと思います。








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